
資格を取ったことで広がる
業務範囲と責任感
S.F. 2011年入社押出作業部 形梱包

社会の役に立っていることを実感
この会社には、就職指導で案内された会社の中で大手企業だったことと、アルミニウムが自動車、航空、バイクといった身近なところに使われていて、それに親しみを感じて入社しました。円盤状のアルミニウム製品を梱包していて、それが、街で見かける標識だったり、そういったものを目にすると、いろいろなものに梱包という形で携わることで、社会の役に立っている、支えていることを実感します。
入社してみると職場の雰囲気もよく、とにかく楽しいです。周りの人も気さくで話しやすく、仕事でわからないことは積極的に聞くようにしています。私は管棒梱包から今の形梱包に異動してきたこともあり、新たに覚えることがたくさんありますので、教えてもらったことはメモをとってひとつひとつ覚えるようにしています。

UACJ製品の品質を支える役割
形梱包では、アルミニウム形材の梱包を担当しています。UACJからできあがってくる押出形材製品を、梱包仕様に合わせて検品しながら梱包していきます。検品は梱包の際に、長さ、汚れ、キズ、へこみなどの異常がないかをチェックしていくのですが、少しでも異常が見つかったら作業を止めて品質保証の上司に相談するようにしています。そうすることで単なる梱包でなく品質の高い製品の出荷ができ、UACJ製品の品質を支えているという役割を担っています。形材はさまざまな形状のものがありますし、材質によっては変形しやすいものです。水平をチェックするなど梱包仕様にあわせた、正確でていねいな検査、梱包を心がけています。

玉掛けの免許を取得
資格を取ったことで増した責任感
積荷が落下する、なんでニュースを耳にすることがありますが、私たちの仕事は安全が第一ですし製品もていねいに扱わなければいけません。そこで一念発起、上司の推薦もあって、製品の吊り上げ作業には必須の玉掛けの資格を取得しました。これによって、段取りから、検査、梱包、出荷作業までの行程に関わることができるようになりました。
資格の取得にあたって、玉掛けは資格がないと近づくこともできませんので、まずは先輩の掛け方、吊り方を見て学ぶところからスタート。4日間の講習、筆記試験、実地5トン未満のクレーンを使った訓練を経て、無事合格することができました。講習や試験の前には周りの人に教えてもらったりテキストを参考に勉強しました。取得したことで、自分ができる範囲が広がりました。一方で、自分が玉掛けすることで事故を起こしてはいけません。取得前よりもより一層に緊張感が出てきました。作業全体を見渡せることで視野が広がり、他の作業にも気を配るようになりましたし、責任感が出てきたと思います。
免許を取得してからもまだまだ勉強。重心がずれないようにしたり、掛け方や吊り具の違いによる負担の違いなど、筆記で覚えたものを実地でさらに深めていくことが大事です。今後は、5トン以上の資格や国家資格のクレーン免許の取得など、どんどんチャレンジしていきたいです。
PROFILE

S.F.
2011年入社
押出作業部 形梱包
知多半島や三重県まで出かけて魚釣り
オフの過ごし方
釣りが趣味で、知多半島や三重県まで出かけていきます。真鯛、ぶり、シマアジなど釣れた魚をその場で下ろしてもらって、持ち帰って刺身やしゃぶしゃぶにして食べるんです。自分で釣った魚は格別においしいです。
メッセージ
入社したばかりはみんな知らないことばかり。周りにはていねいにに教えてくれる人ばかりなので、わからないことはとにかく聞いて、自分の知識を溜めていきましょう。
SCHEDULE
1日のスケジュール
- 7:30
- 出社
- 8:00
- 全体朝礼、班ミーティング
- 8:10
- 測定器点検
- 8:15
- 梱包準備、梱包
(進捗状況で玉掛け補助)
- 10:00
- 小休憩
- 10:15
- 梱包準備、梱包再開
(進捗状況で玉掛け補助)
- 12:15
- 昼食
- 13:00
- 梱包準備、梱包再開
(進捗状況で玉掛け補助)
- 15:00
- 小休憩
- 15:15
- 梱包準備、梱包再開
(進捗状況で玉掛け補助)
- 16:30
- 清掃、後片付け、製品のポリ掛け
- 17:00
- 終業、退社